新型コロナウィルス

コロナ禍における個人の税務調査なう(NOW)

10月1日から税務調査が再開され、弊所にも多くのご相談を頂き調査対応をさせて頂いておりますが、お問合せ件数が多すぎ、私一人で対応できるキャパを超えてしまったため、しばらくは業務をお引き受けできない状態が続いてしまいました。(せっかく勇気を出して連絡を頂いた方には申し訳ない気持ちでいっぱいです・・・。)

 

 

そんな日々のなか、コロナ禍の今年に特に強く感じていることがあります。

 

例年でも税務調査実施日についてはなかなか煮え切らない納税者に対し、強硬に日程を決めようとしてくるのですが、今年に関してはこの傾向が非常に強いのです。

 

あるお客様からは資料も揃わないし、仕事が忙しいので、調査日程の延期を申し出たところ、「資料が揃わなくもて構わないし、忙しいようであれば仕事場所まで伺います」などの脅しともとれることを言われてしまい、強硬に調査日時を決められ、恐ろしくなって連絡をしたなんていう方もいらっしゃいました。

 

例年でも調査日程を決める際に強硬に日程を決めてこようとする調査官がいますが、今年は異常なほどです。。。。(統括官が自ら調査日程を決めにかかってくるケースもありました)

 

税務署の職員には調査件数のノルマがあることは有名な話ですが、今年に限っては調査を実施できる期間も短く、特に個人課税部門については年明けから確定申告時期に突入することもあるため、何としても年内に調査件数を稼ぎたいという心理がより強く働くのかもしれません。

 

個人に対する税務調査は例年ですと、7月から12月が最盛期で、1月から4月は確定申告期間ということもあり、あまり調査は実施されず、5月から6月末までは積み残しの税務調査が実施されるイメージですが、来年度については5月から6月末の調査件数が伸びる可能性もあるかも知れません。

 

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